長久手市郷土史研究会

長久手市郷土史研究会のホームページです。

血の池跡(ちのいけあと)

血の池跡

血の池公園内(長久手市城屋敷410)

仏ヶ根の戦で池田、森隊に勝利した家康方の将兵が、

槍や刀を洗ったと言われている「前の山池」が有った場所。

◆血の池跡{平成二十六年(2014)}

現在、血の池は埋め立てられ血の池公園となっている。
多目的グラウンドとして市民に愛用されている。
交通児童遊園と隣接し児童の歓声も聞こてくる。

◆昭和四十二年(1967)頃の風景

国指定遺跡の解除

 この周辺は長久手合戦で最大の激戦地となり、多くの将兵が討死した場所です。毎年旧暦の4月9日の頃になると池が赤く濁り血の様に染まったことから「血の池」と言われるようになった。
 昭和14年(1939)に国指定遺跡となったが、昭和30年代終わり頃より近辺の開発が急激に進み、合戦当時の景観と著しく異なってしまった。その為、昭和40年12月10日国指定遺跡が解除された。
 昭和55年には、池が埋め立てられて「血の池公園」となり、由来を示す石碑が公園の入り口に設置されている。