長久手市郷土史研究会

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長久手の史跡-古窯

長久手市の保存古窯

長久手市の保存古窯 古墳時代が終焉を迎え、日本の律令国家体制が整えられる7世紀に、長久手市の一角にも須恵器生産窯が誕生し、13世紀前期ころまで、猿投窯の一翼を担っていた。 近年、長久手市も急激に発展し、古窯のあった地域も開発される中で、古窯も…

瓫五十戸(ほとぎのさと)1

瓫五十戸 1 長久手市文化財に指定された刻書須恵器片「瓫五十戸」 平成25年2月、須恵器片10枚が長久手市文化財に指定された。新規指定は長久手市では13年ぶりのことである。 長湫南部区画整理事業に伴う事前の発掘調査が、平成16年から18年にかけて丁子田1…

瓫五十戸(ほとぎのさと)2

5 猿投山西南麓古窯跡群と発掘調査 昭和30年、愛知用水工事に伴う遺跡調査により、1200基以上の古窯が確認され、長久手南部で4古窯が確認され、長久手で初めて古窯が確認された。現在、長久手市内には32の古窯が確認されている。 (猿投山西南麓古窯跡群)…

瓫五十戸(ほとぎのさと)3

10 猪高(いたか)緑地 平成13年4月号『名古屋市博物館だより139』に「猪高緑地採集『瓫』片」の報告。名東区上社の加藤久雄氏が永年にわたって名東区猪高緑地で採集し、名古屋市博物館に寄贈した2475点の古墳時代から奈良時代にかけての出土資料に、刻書…