長久手市郷土史研究会

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長久手合戦慰霊祭が行われました。

長久手の合戦で命を落とした、およそ三千とされる武将や名もなき兵士らを供養する式典が、長久手市郷土史研究会の主催で、今年も合戦の日にあたる4月9日に行われました。例年は色金山山中にある慰霊碑前で行われていますが、この日はあいにくの雨で、ゆかりの深い安昌寺本堂に会場を移して営まれました。

 

柴田泰雄住職の読経に始まり、佐藤有美市長や岡崎つよし市議会議長、地元代表ら来賓、続いて北山清昭研究会会長を先頭に会員たちが次々と焼香しました。

 

ことしは合戦から440年、慰霊碑が建立されてから20年という節目の年に当たり、北山会長は「長久手の戦いを末永く記念するため会の行事として供養を続けています。特に今年は440年の年にあたり意義深さを改めて感じています。この地で天下分け目の戦いが起きたことを、もっと多くの市民に知ってもらい、参列していただくことを期待しています。これからも大事にしてまいりたい」と挨拶しました。

 

また会員の河口功さんが笙を吹き「荒城の月」を披露、会場には雅な音色が流れていました。

 

一方、前日の8日には会員有志が集まって落ち葉の積もった慰霊碑の周りや参道をきれいに掃き清め、式典に備えました。