「家康はなぜ『小牧・長久手の戦い』に参戦したのか」。
北関東「沼尻の戦い」が引き金
長久手市郷土史研究会の歴史講座は今回、こんな最も基本的な疑問をテーマに掲げて開かれます。講師は前会長の北山清昭会員。北山会員は謎を解くカギは利根川の北、北関東を舞台に繰り広げられた「沼尻の戦い」にあるとみています。そして、この戦いこそ、兵士の数も鉄砲の数も秀吉に劣る家康が参戦の決意を固める「引き金」になったと力説します。
本能寺の変後、信長の後継を目指す家康は関東に活路求め、対陣していた北条と一転して同盟を結びます。一方、北条の侵攻に危機感を強める北関東の武将たちは秀吉に支援を求めます。四者の思惑が絡み合う中、秀吉から家康へ、北関東の領国経営を批判、叱責する内容の一通の書状が届きます。
遠く離れた「小牧・長久手の戦い」と「沼尻の戦い」は連動していました。近年、研究が進み二つの戦いは密接に関係していることが分かってきたのです。最新の研究成果を踏まえながら、長年「小牧・長久手の戦い」に取り組んできた北山会員が研究の総決算として解説します。
日時・場所など
- 日時:2024年10月6日(日) 10:00~12:00
- 場所:長久手福祉の家 2階集会室
- 入場料:無料(要予約)
予約方法
以下の申込ページからお申込み、もしくはお電話にて受け付けています。
- 申込ページ
- 電話:090-8546-8769(にしだ)