色金山の多くの石仏
1 色金山歴史公園
1584 年、小牧・長久手の戦で徳川家康が陣を張り軍議を行った色金山に、平成8 年、展望テラスや床机石広場、茶室「胡牀庵」など設置・整備され、「色金山歴史公園」がオープンした。
平成8 年 色金山に設置された頃のテラス
2 多くの石仏
色金山一帯に多くの石仏が並べられている。明らかに江戸後期に作成されたものと推定される石仏を最低30 体見付けることができる。
この石仏は、江戸後期、安昌寺をスタートの霊場とする城東西国三十三観音霊場が定められた頃のものと思われ、安昌寺境内にあったものを現在地に並べたものである。かつては三十三体か番外の一体を加え34 体あったものと推定される。長く風雨にさらされたため表面の風化が激しく、後世になって、一部、セメントで補修されたものもあるが、全体に丸やかな感じとなり、刻銘の文字などもほとんど読み取れないが、山辺の参道によく合う。
花崗岩、舟形浮き彫りで、舟形高50 センチから55 センチ程であり、基壇はホルンフェルスである。
<色金山参道南・標柱「史跡床机石観音道」付近>




<南「進軍のみち」(南から「床机石広場」への階段)脇>



<「展望テラス」周辺>



